まだまだ寒い日々が続きますね。
さて今回はHERMIT(ハーミット)さんの「ままらぶ」のレビューです。
「おいおい、”パパラブ”に加え”ままらぶ”だの見境いねぇなぁ!!」
と思う方もいるかも知れませんが、それは事実です。申し訳ありません。
さて、この作品は2004年発売のもので、
価格はミドルプライス(6800円)です。
当然、Windows7には正式に対応してないですが、
私の7搭載32bitPCでは、正常に作動しました。
最近、廉価版が出たようです。(2980円)
こちらは7に正式対応のようですね。
簡単なあらすじ分譲マンション5階にすむ3つの家庭は、皆家族同然の仲だった
しかし、秘密があり、502号室の息子(主人公)と503号室の
お母さんは恋人同士だったのです。
そこに幼馴染、アメリカ人の許婚、腹黒い女王、エロ大学生が加わり
ドタバタ劇が始まる。
主なヒロイン藤枝涼子 CV.まきいずみ
503号室の未亡人、年齢不詳のかわいいお母さん。
藤枝小雪 CV.韮井叶
涼子の娘で主人公の一つ年下。口うるさくお節介。
クリスCV.カンザキカナリ
突然たずねてきた金髪のアメリカ人。歩く凶器。
菊永瑠璃CV.茶谷やすら
主人公の遠い親戚。腹黒で主人公を奴隷として扱う。
秋月かおりCV.一色ヒカル
501号室の大学生。エロ小説家であり、隠語を連発する。
評価(100点満点です)
絵 60点 2004年当時は、こんな塗りが多かったですね。
CGの数はミドルプライスにしてはあるほうかと思います。
ただ、立ち絵との相違点や、違和感があるCGも存在するため、
点を落としました。
カットインなどは個性的なものが多く、評価します。
システム、演出 70点システム面としては、
ウインドウを、テレビの画面のようにするものがありました。
角が丸いのが分かりますか?
BGM 80点ギャグ系のBGMが印象的です。
設定画面で、笑い声の有無を変更できます。
笑い声は、キャラクターがオチをいう場面やボケた場面で
観客席から笑い声がおこる機能です。
個人的には、つられて笑ってしまったりと効果を発揮していたので
よい印象でしたが、人によっては、邪魔だと感じるかもしれないですね。
テキスト 90点 一つ一つのエピソードで区切られており、読み疲れしにくくなっています。
また、キャラクター同士の掛け合いも秀逸で、癖のあるキャラたちを
よくそこまでうまく使えるなぁと感心しました。
ルートは5つ存在し、一応涼子以外も攻略できますが、
おまけと思ってもらっていいかと思います。
トータル 85点 まず、まきいずみさんの声に癒されました。
まきさんボイスのキャラは、さくらさくら以来でした。
あと、この作品のよい点はテンポのよさと、
ミドルながら、サブキャラがフルボイスなどの
こだわりが感じられることですね。
ライトかつのりのいいゲームとして一押しですね。
余談ですがこのパッケージは
母親に見つからないように気をつけましょう。
あらぬ誤解を受けるかもしれませんよ。
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