さて、約3ヶ月ほどかかりましたが、「レーシャル・マージ」を攻略完了したので、
レビューしていこうと思います。
「レーシャル・マージ」はAXLさんの10作目の作品になります。
タイトルの意味は翻訳をかけると「人種的併合」となっており、哲学っぽいです。
作品の内容は、純朴系王道ファンタジーラブコメという名のとおり、
田舎の純朴な主人公が都会の超名門学校に入学し、世間知らずの主人公が
常識破りの行動を起こし、学校を変えていくという内容。
まぁ、超人的な主人公がいろいろ解決していくおはなしです。
では、詳細
全3項目 100点満点でつけていきます。1)キャラ属性 [80点]パッケージの赤髪の子が真面目な学園の小間使い。あと盲目です。
金髪さんが、サーカスで過酷労働をしている健気な子。
青髪さんが国王の妹で元気な子。
緑髪の子が、占いの館をしている女の子、不思議ちゃん。
茶髪の子がクラスメイトで学年主席。素直で真面目な子。
ツンデレというわけでもなく、みなさん素直な人ばかりです。
2)システム、CG、BGM [80点]今では当たり前のワイドウインドウです。
CMも美しいですし、BGMも良いです。
OPムービーはボーカルがKOTOKOさんで無駄にカッコいいです。
作品の内容はゆるいのに。
3)シナリオ、感想 [80点]シナリオは、ほんわかとしています。
今作の主人公は、ほぼ全てにおいて完璧超人で、好意には鈍感という、
エロゲらしさというか、ラノベにいそうな主人公です。
全体を通して感じたのは、
「ホントにいい人ばっかり。泣けてくる。」AXLさんも公式で、暖かさが一味違うと表現していましたが
ほんとに暖かいです。
サブキャラも前作より絡みが多く、しっかり活躍しますし、
みんなみんな良い奴。
ただ、いい人が多いせいか、これといった事件が発生しません。
なので、エンディングまでの盛り上がりに欠けるともいえます。
タイトルの意味にあるように、人種の差別に言及する場面も多く、
なんとなく考えさせられる内容ではありました。
ほのぼのやりたい人には、オススメかも知れません。
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