暇人のクロニクルDays

　え～、先日お伝えした通り、今回はナツユメナギサのレビューを書きます。
ＳＡＧＡ　ＰＬＡＮＥＴＳさんから２００９年に発売されました。


もう季節は夏ですからね、ぴったりのソフトではないでしょうか？

実はこの作品は、結構思い入れがあるんですよね。というか、キャラグッズを買いあさったり
異常なまでにハマっていましたからね。

それでは、レビューに入りましょうか。

簡単なあらすじ

　１１月だけど、真夏の日差しが降り注ぐ常夏の町、町には野良ペンギンや蝶の要請が舞う
人工島が舞台です。主人公の渚は浜辺に流れ着いた過去を持たない少年。この島で出会った
少女達と過ごす毎日で、本当の自分、真実の記憶にたどりついていく物語。


主なヒロイン

七瀬　歩　（ＣＶ.佐本二厘）パッケージ中央

　主人公のアパートの隣に住んでいる。主人公とその親友以外の異性は
　かなり苦手、人当たりがよく、学園の人気は高い。
　
美浜　羊　（ＣＶ.植原なぎさ）左上

　主人公に一目ぼれした紫髪の女の子。なぜか熱烈なアプローチをしてくる。
　よく猫の「ノンポリ」と一緒にいる。

青山　つかさ（ＣＶ.青山ゆかり)右上

　金髪の女の子。主人公の先輩。クリスマスフェスティバルに親友とともに
　積極的に活動している。空手のスキルもあり、かなりアクティブ。

老樹　真樹　（ＣＶ.田中美智）左下

　オッドアイの女の子。学園一の秀才で授業をさぼり、なぜか森の中に
　入り込みフィールドワークをしている様子。

遠野　はるか　（ＣＶ.美月）右下

　ピンク髪の女の子、浜辺の教会にメイドと二人で住んでいる。体が弱く
　基本的には日傘をさしていたりする。休養のため学園には来ていない。
　

評価（１００点満点です）


絵　　９０点　

　複数の原画家が集まると、なぜか失敗する作品が多い中、この作品は安定してます。
　塗りも夏に良くあった配色で、透明感があっていいですね。
　残念な点はＣＧの枚数が少々少ないことくらいですね。


システム、演出　　８０点

　演出は特に突出したところはなく、まぁ普通といったところです。
　ただ、セーブの画面が使いづらかったくらいかな？

ＢＧＭ　　８０点

　BGMはゆったりしたものが多く、透明感もあり作風によく合っているのでは
　ないでしょうか？　ボーカル曲３つはいづれも名曲です。
　特にEDなんて素晴らしいの一言です。

　気になる方はニコニコで検索かけてください。

テキスト　　９５点

　ここは悩みどころですね。私は普通の萌ゲーと思って購入したのですが、
　これは萌えゲーですけど、少々話が重たい、人によっては鬱になるかもしれないです。
　特にエンディングなんて、すっきりしません。
　
　しかし、シナリオは面白いです。歩ルートは確か他のすべてのルートを
　クリアしないと出ません。（タイトルに表示）
　あと、真樹のルートは２回目があります。これが重要でもあります　これらのルートをクリアすると、ナツユメが表示されます。
　このルートでほぼすべての伏線が回収され、真相に行き着くことになっています。

　やってみればわかりますが、鳥肌立ちます。

トータル　　９０点

　ナツユメは何度もプレイし直すたびに新たな発見があったりと長くお世話に
　なりました。
　今作で、一番不満だったのがゆーみん先輩が攻略不可だったことですね。（一番右）


　ちょっとぐらいあるでしょと思ったら、一枚絵もない始末。泣いた。

　さて、というわけで個人的にはオススメですけど、やっぱり感じ方は人それぞれですし
　ただ、ちょっとノスタルジーな気分になりたい時はどうぞ。

　個人的に気になっているのですが、羊ルートのエピローグの主人公は誰なんですか？
　渚でいいんですよね？それとも他の解釈が・・・・

　ということで今回はちょいと長くなりました。

　それでは～

　SAGA PLANETS　ホームページ
http://sagaplanets.product.co.jp/top.htm

　

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