久しぶりのレビューですね。
最近はWOWOWで全豪オープンテニスを見ていたら一日が終わっています。
昨日の錦織は大事なポイントでのミスが目立ちましたが、ショットの正確さ
リターン後の展開など、安定さが増していました。やっていることが間違っていない証拠ですね。
今日のジョコの試合に関しては・・話がそれました。
さて、今回は
みなとそふとさんの「君が主で
執事が俺で」の紹介です。
この作品は、2007年の発売で
みなとそふとさんのデビュー作となっています。
シナリオ、原画担当は「つよきす」で有名なタカヒロさん、白猫参謀さんとなっています。
最近では、「真剣で私に恋しなさい!」シリーズが有名ですね。
今作では、主人公は
執事なのでヒロインに仕えることになります。
主人公は、すげー元気なやつなので、そこを考慮しておきましょう。
ヒロインはこの6名。
執事仲間3名、
お嬢様3名の計6名の攻略が可能です。
つぎに作品の傾向としては、
ギャグ&パロディですね。終始細かいギャグと声優やアニメを使ったパロディが多用され、
雰囲気も比較的明るいです。
ネタに関しては面白みが半減するので、ここでは触れないことにします。
それでは詳細。
評価(100点満点です)絵 70点ここは、正直な話好みがわかれるでしょうね。
個人的には、個性があって良いと思います。構図もなかなかいいですね。
立ち絵も、差分が豊富な分、表情豊かに盛り上げてくれています。
システム、演出 80点可もなく不可もなくといったところですか、目立ったバグはありません。
ただ、修正パッチの適応を一番初めにしておかないと、
セーブデータに互換性が無いこと。(WinXP環境でしか確かめてませんが)
ディスクレス起動は可能ですが、たまにディスク認証が復活します。
まぁ、それくらいの手間はPS2とでも思えば楽ですが。
BGM 80点ボーカル曲は意外といい曲使ってますね。あと、作中謎の曲が聞けます。
BGMに関しても、悪く無いです。
お嬢様に仕える設定ですが、
高級感があるBGMというよりも、ポップな印象を受けましたね。
テキスト 78点まず、キャラクターの個性が非常につよいです。地味な奴はいないです。
よって、非常に賑やかでテンポの良いシナリオになっています。
ただ、賑やかなテンションがずっと続くのは少々苦しい物がありました。
シナリオの波も大きく無いので、これで終わり?という物足りなさも感じましたね。
まぁ、日常会話を楽しむ作品としてはとても優秀なのですが、
全体の物語を楽しむというところは、課題が残る作品だと感じました。
トータル 77点個性と、全体的なシナリオ、日常会話。この3要素が、うまく噛み合った時。
印象に残る作品が生まれると思うのですが、
この作品の場合は惜しいです。キャラに個性があり、それぞれ過去もある。
テンポの良い日常会話に豪華な声優陣、問題はシナリオ。
中盤からのエンディングまでの流れ。ここが課題だと思います。
まぁ、この辺りを改善した結果が、今の成功につながっているのでしょうけども。
タカヒロ作品をやりたいのなら、「真剣で私に恋しなさい!をやっとけ」とだけ
言っておきます。
それでは。
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